いえね、この前ね、職場でさあ、もうすぐハロウィンだね~、なんて言ってたんですよ。
なんかいきなりまた違う話を始めてると思うでしょ?
この会話がもう少ししたら繋がってきますから、食文化の壁ってものの話に。
それでハロウィン!、ハロウィン!、って皆でキャッキャしてたんですよ。
そこでね、私が何気に、「ハロウィンももちろん好きだけど、私はクリスマスがやっぱり一番好きだな~」、って言ったんですよ。
でね、たまたまそこにフィンランド人の同僚もいたんですね。
そこで私、彼に言ったんですよ。
「フィンランドにはサンタクロースいるんだよね? ルドルフもいるの?」って。
そしたらフィンランド人の同僚がね、こう返事したんですよ。
「サンタクロースいるよ、ルドルフもいるよ。ルドルフ美味しいよね」、って。
そう!
ルドルフ美味しいのよ!
えっ…….。
あれ?
ルドルフ……美味しい?
ルドルフ可愛いじゃなくて、ルドルフ美味しい?
聞き間違い?
聞き間違いだよなあ、きっと。
そう思ったんだけど、他の同僚達の顔見るじゃん。
なんか物凄く腑に落ちない顔してるの。
ああ、聞き間違いじゃなかったんだあ…….。
でも彼はフィンランド人。
多分、美味しいと可愛いの英単語をごっちゃにして覚えてしまっているのかも!
……いや、ないな。
彼は英語フルエント。
アメリカで働いてるぐらいだからな。
そうだ!、もしかしたら彼の言ってるルドルフって、私の知ってるルドルフじゃないのかも!?
なんか私の知らない、フィンランドのクリスマス料理の名前かなんかかも!
私「あなたの言ってるルドルフはどのルドルフ?」
同僚「?」
……やっぱりあのルドルフかあ!!!
サンタクロースの友達のルドルフかあ!!!
ざわつく同僚達と私。
?、って顔してるフィンランド人の同僚。
私「ルドルフ食べるの!? あのルドルフ食べちゃうの!?」
同僚「……食べるけど?」
私「あの可愛いルドルフを!?」
同僚「……そう言えば君、前言ってたよね。うさぎと馬が大好物とかなんとか」
そこで何故か一斉に私に注がれる皆の視線。
えっ?
同僚「フランスとのミックスだよ、彼女。 フランス人、馬よく食べるもんな」
なぜ皆、私をそんな目で見るの?
別の同僚が、フランスとミックスなのは知ってたけど、馬ほんとに食べるの?、って聞いてくる。
食べますよ!
馬は可愛いし、賢いし、美味しいし、最高じゃん!
だから何故、皆そんな目で私を見るの!?
なんで薄ら笑い浮かべてんの!?
いや、そりゃね、アメリカ人、馬食べないよ。
美味しいのにな。
まあね、アメリカで馬食べる、なんて言ったら、まあ、はぁ?、って顔されるわな。
でもね、納得いかないのがね、薄ら笑い浮かべてる同僚ね、イタリアとのミックスなんですよ。
カース・マルツゥ食べる国の人間に、馬ごときで驚かれたくないわ。
カース・マルツゥってね、虫の入ったチーズね。
ヨーロッパって食品衛生法?っていうの?、そういうのが凄い厳しくて、禁止なのね、カース・マルツゥ。
まあ、食品衛生法?が厳しくない国でも、あれは禁止されると思うけど。
それで、カース・マルツゥは一応売り買いは禁止なんだけど、作ってる所でその場で食べるのはなんか禁止じゃなかったりするんだよ。
ザル法じゃない?、これ?
だから特定の食べられる場所があって、外見全然レストランじゃないのね。
売り買い禁止だからね。
ほんと普通のお家で、たまたまそこが友達のお家で、たまたま友達がカース・マルツゥを作ってて、たまた友達を訪ねて行ったその日にカース・マルツゥがいい具合に成熟してて、ちょうど食事の時間になったから、友達にカース・マルツゥごちそうしてもらった、っていう体裁で食べるのね。
ザル法だな、やっぱり。
まあ、それは横に置いといて。
私、言ったんですよ、イタリアのミックスの同僚に。
「そう言えばあなたイタリアのミックスね。 カース・マルツゥ美味しい?」
イタリア同僚「食べないよ、あんなのw」
他の同僚達が、カース・マルツゥ?、って顔してるから、画像バーン!!!ってしてやった。
一斉にイタリアのミックスの同僚に視線が注がれる。
イタリア同僚「食べない!!!、食べない!!!、食べない!!!」
超必死に食べない!!!、連呼してた。
あ~すっきりした!
でもあれね、色々な食文化があるもんだね、世界には。
というか、職場で何やってるんだろうな、私達。
こういうどうでもいい話ばっかりしてるんだよね、毎日毎日w
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