いえね、私のボスの1人でね、超独り言いう人がいるの。
もの凄く頭の良い人だから、脳の情報処理が追いついてないんだと思う、彼に。
まあ、それはいいんだけどさあ。
気になるのよ。
超気になるのよ、ボスの独り言。
英語だからさ、何を言ってるかわかるじゃん。
たまに相槌打ったり、反論したりしてるよ私、彼の独り言に。
それで彼、スペイン語話すのね。
だから言ったのよ、彼に。
独り言はスペイン語で言って、英語で言われると私、気になってしょうがないからw、って。
そしたら彼、そんなに自分独り言言ってる?、わかった、これからはスペイン語で独り言うよ、って。
それからスペイン語で独り言言ってくれるようになったんだけどさあ。
もうね、ホラー。
なんか壁のほう向いてさ、私の理解できない言語でブツブツ言われるの超ホラー。
たまにさ、廊下の角を曲がったらさ、突っ立ったままさ、私には理解できない言語でブツブツ言ってる彼。
ヒッツって声出ちゃったよ、私。
やっぱり独り言は英語で言って、って彼に言っちゃったよ、私。
何なんだよ、独り言はスペイン語で言えだの、英語で言えだのw、って言いながらも英語に戻してくれた。
この理解できる言語の安心感w
そして彼の独り言に相槌打ったり、反論したり。
まあ、鬱陶しい事には変わりないんだけどな、たとへ英語でも独り言を聞かされるのは。
でも全然ホラーよりはいいわ。
でもあれだね。
なんて言うかなあ。
言語って言うのは、ただの道具というか、手段にすぎないわけじゃん。
でも、同じ言語を話す、って言うのは、お互いを理解するのにとてつもなく大切なものなんだなあ、と思った次第。
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