ちょくちょく聞くんですよ、アメリカの医療従事者はいい加減だの自分本位だの、って話。
これを言ったらお終いというか、話終わっちゃうんだけど、こういういい加減だの自分本位だのって人達は、何処の業界にもいると思うのですよ。
ほら話終わっちゃった!
だから何で、医療従事者の人達が的になってるのか知らないけど。
まあ、よっぽど外れのお医者さんや看護師さんにあたっちゃったんだなあ、としか。
私のね、母方は全員お医者さんなのですよ。
だから私、日本で生まれてるの。
母親の里帰り出産で。
日本のおじいちゃんの実家がお医者さんだから。
まあ、おじいちゃん自体が子供の時から日本にあんまりいなかったから、母親の里帰り出産ていうのか良く解らんが。
まあ、とりあえずそうなの。
それでですね、おじいちゃんや伯父さん達や従兄達もお医者さんな訳ですよ。
超忙しそうよ。
大変そうよ。
従兄の1人なんか従兄のお嫁さんと結婚前にデート2回しかできなかったってよ、1年半付き合ってて。
しかも2回のうちの1回はレストランで食事中に爆睡しちゃったらしい。
一応言っとくけど、従兄も従兄のお嫁さんも、2回デートしただけで結婚決めたわけじゃないからね。
彼らは学生時代から友達同士でずっと気ごころが知れてたんだよ。
そう、それでね、こういう言い方するのはあれなんだけど、皆が言うアメリカの医療従事者はいい加減だの自分本位だのって人達がいると同時に、自分の生活を犠牲にしてまで赤の他人に尽くしてる医療従事者もいるわけですよ。
自分の小さい世界から、物事決めつけないほうがいいよ、何でも。
外れの医療従事者に当たっちゃったのはご愁傷様。
でもね、当たりの医療従事者の人達は外れの人達以上にいるよ。
私は当たりの医療従事者の人達をたくさん見てきたよ、子供の頃から。
1人だけとんでもなく外れの医者いたけどな。
彼女どうしてるんだろうな、今頃。
まあ、いいや。
話変わるんだけど、たまにさ、カウンセリングを嫌がる人いるよね。
おじいちゃん、おばあちゃん世代に多い気がする。
特に女の人。
あれなのかしらね。
カウンセラーにかかるのなんか、家の恥!、ってやつなのかしらね。
それとも年取って頑固になってんのか。
若い人でカウンセリング嫌がる人はめったにいないけど。
っていうか、若い人でカウンセリングにかかるのはステイタス、みたいに思ってる馬鹿もいるけど。
それはそれでどうよ、ほんとに馬鹿だろ?
いえね、いるんですよ、本当にそういうよくわからない人。
まあ、それは横に置いといて。
そう、それで若い人でカウンセリングを嫌がる人ね。
私の周りでもいるんだけどね。
なんか恥ずかしいらしいよ。
何が恥ずかしいのか私にはようわからんが。
カウンセリングを受けるって言うのは、恥ずかしい事でも何でもないですよ。
普通の事です。
何か問題があったら助けを求める。
いたって普通。
熱が出たり、咳をしたら病院行くでしょ?
それと同じ。
心が疲れちゃったらカウンセリングに行く。
これ以上ないくらい普通、というか、当たり前。
でも難しいね、本人に行く気がないと。
首に縄付けて連れてくわけにもいかないからね。
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