トゥルパの話を見かけたので。
何となく、私のイマジナリーフレンドを思い出したので。
相変わらず別に大した話じゃないんだけどね。
コロちゃんとの思い出、って言っても別に大したものはなくて、普通に子供の頃の思い出だしね。
私ね、子供の頃、コロちゃんて名前のイマジナリーフレンドがいたんですよ。
何時ごろから私のそばにいたのかは覚えてないんだけど、確か10歳ぐらいの時にいなくなった、突然。
それは覚えてる。
コロちゃんてね、女の子でね。
凄い可愛い子だった。
毛並みも良くてさあ。
コロちゃんて、オレンジ色したウサギだったんだよ。
声がさあ、これまた可愛くてさあ。
別に2人で何をするってわけでもないんだけどさあ、よく2人で一緒にお庭お散歩してた。
今見たら別に普通の庭と言うか、木とかも何本も生えてるけど、別に普通の庭なのね。
でも子供の目からしたら家の庭、もう森よｗ
それでコロちゃんと私とでさ、もうただのお散歩のはずが、なんかアメリカ開拓の旅みたいになっちゃっててｗ
こっちの道を行けば運命変わっちゃうかも！、みたいな、なんかもう良く解んないやｗ
コロちゃんさあ、歩くの嫌いだったんだけど、お喋りは超好きでさあ。
そう、お散歩の時でも、コロちゃんちょっと歩いたら疲れたとか言って、私が何時も抱っこしてアメリカ開拓の旅してた。
そう、それでコロちゃん、お喋り超好きで。
イマジナリーフレンドでも、女の子はお喋り好きなのね。
なんか機関銃の如くいつも喋ってたｗ
超可愛い声でｗ
それでその日の気分によってなのか、英語だけじゃなくて、フランス語や日本語やラテン語でもなんかぺちゃくちゃぺちゃくちゃ喋ってて、私の語学の先生みたいな感じだった。
子供の想像力っていうのは凄いな。
なんでイマジナリーフレンドがウサギで、しかもオレンジ色だったのか、今だに謎だけど。
ウサギは好きだけど、オレンジ色別に好き、ってわけじゃないのにね。
まあ、なんか子供の私は思うところがあったんだろうね。
ちょっと話変わるんだけどさあ。
結構前にさあ、職場でなんか子供の時にいたイマジナリーフレンドどんな子だった？、って話になってさあ。
ボスの1人がさあ、女の子で自分より10歳ぐらい年上に見えたから、ティーンエージャー、って言ったのね。
それでその後でさ、いやあ、初めて会った時は彼女のほうが年上だったのに、いつの間にか彼女よりだいぶ年上になっちゃったよ、彼女は初めて会った時から全然変わらない、みたいなことを言ったのね。
…….はて？
何だろう、この違和感……。
…….もしかして現在進行形？…….
ちょっと話を詳しく聞いてみたらさあ、やっぱり現在進行形だったよ。
ボス33歳の人でさあ。
私思わず、仕事しすぎなんじゃない？、って言っちゃったよ。
ボス笑ってた。
仕事しすぎかなあ、って。
私も仕事しすぎたらもしかしたらまたコロちゃんに会えるかも、ってちょっと思った。
因みにボスの腐れ縁？のイマジナリーフレンド、ドローレスって言うらしいんだけど、ビッチらしいよｗ
時々凄い意地悪なんだって。
なんか人の心をえぐるらしいｗ
聞いたことないよ、ビッチなイマジナリーフレンドってｗ
ほんと、子供の想像力と言うのは凄いね。
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